生きる家プロジェクト2024「オープンスペースin渡波の家」

生きる家プロジェクト2024「オープンスペースin渡波の家」

 
防潮堤から直線距離で200メートルほどの位置に建つ一軒の「家」。津波で天井上まで浸水したものの、玄関と窓のみを応急で取り付けなおした状態で、現在はちばふみ枝のアトリエ兼倉庫として使われています。 その「家」の現状を身近な皆さまや興味を持ってくださる皆さまにありのまま見てもらったり、今ある「もの」の活用方法や手放し方、次なる使い道などを一緒に考えていただけたらと思い、昨年に続きゴールデンウィークの時期に2日間のオープンスペースを開催いたします。
 
■ イベント内容
  1. ガレージセール 被災したものやしていないものなど、いろいろな(主に家主の)ものを並べる予定。ぜひ発掘してみてください。
  1. 短編ドキュメンタリー「家は生きていく」(15分)上映 オープンスペース会場である「家」をドキュメンタリー作家の松井至さんに撮影していただきました。東京ドキュメンタリー映画祭2023にもノミネートされた本作品を上映(ループ再生)いたします。
  1. 特別企画
「荒れた庭の再生・メンテナンスについてのレクチャー」
日時:2024年5月4日(13:00 〜 15:00)※ 小雨決行 ゲスト講師:酒井裕治さん(植木屋 裕 代表、一級造園技能士、一級土木施工管理技士)
 
震災から丸8年ほど放置してしまった庭は、その後自己流の手入れをしてはいるもののどんどん野性味を増してきました。そこで庭師の酒井さんをお招きして、樹木の剪定や根株の疑問をはじめ、今後素人が自力で庭の手入れをしていくための方法を幅広くレクチャーしていただきます。
 
「時が止まっている”もの”を広げてみるワークショップ」
 
日時:2024年5月5日(13:00 〜 15:00) 講師:ちばふみ枝(家主・彫刻家)
 
家主であるちばがこれまで一人では手を付けられないでいた「被災したもの」を、この機会に参加者の皆さまと引っ張り出したり砂を払ったり並べたり記録したりします。一緒に作業をしていただきつつ様々な思い出話など聞いたり話したりできますと幸いです。
 
 
日時・場所について
日程:2024年5月4日(土) 、5日(日) 11:00~16:00 会場:石巻市渡波の「家」 ※参加申し込みをしていただいた方に詳しい場所をご案内します
 
参加申し込みについて
  • 参加ご希望の方は予約フォームへのご記入をお願いします。
  • 会場の住所と駐車場について返信させていただきますので、必ずメールアドレスの記載をお願いします。
 
《申し込みフォーム》
 
※会場は飲食OKです ※参加中は手や服が砂で汚れる可能性があります ※外に水道があります
 
参考情報 助成:3.11メモリアルネットワーク基金2024年度助成